10月27日(日)に、常陸大宮市立山方小学校にて「星に近づく夕べ」を実施しました。初夏と秋の恒例になった「星に近づく」シリーズ、今回は音楽とのコラボです。山方小学校の皆さんのご理解とご協力で、5,6年生児童も音楽の奏者として参加してくれることに。オープニングは、子どもたちによる「星に願いを」の合奏から。緊張の面持ちでステージに上がった子どもたちでしたが、保護者のみなさん、地域のみなさんに見守られながら素敵な演奏を届けてくれました。
子どもたちによる合奏の後には、昨年もお世話になったうたうたいりりぃさんの演奏です。星にまつわる音楽と、りりぃさんのオリジナル曲も。会場からも小さなお手伝いさんが参加してくれました。
音楽に続いては、星の講師である岡村さんのお話。地球や太陽、月のこと、星座のこと、スライドを使ってクイズ形式で、楽しくお話をしてくださいました。
この日の空は、曇り空。星の講師としてお手伝いくださった谷藤さんが、グラウンドで空の様子を眺めながら望遠鏡をセッティングしてくださいましたが、さて、星は見えるのか・・・なんとも悩ましい空模様でしたが、大きな望遠鏡を覗くのも貴重な体験だよねということで。みんなで一旦外に出て、空を眺めてみることにしました。
祈る気持ちで空を見上げていましたが、かろうじて雲の切れ間が見えたのは、自由解散後。最後まで粘ったみなさんは、望遠鏡で星の輝きを確認することができました。土星の輪っかも見えたようですね。次回はみんなで同じ星空を堪能できたらいいなと思います。
今回は、スタッフもあわせて77名のみなさんと一緒に時間を過ごすことができました。山方小学校の菊池校長先生のアイディアとご協力で、山方小学校の児童、保護者のみなさまもたくさん参加してくださいました。毎日通う小学校の夜の校庭で望遠鏡をのぞくというのは、きっと思い出に残る体験になったのではないかと思います。会場の準備や児童の演奏練習など、事前から当日の日曜夜遅くまで、ご一緒してくださった先生方に心から感謝します。トモニトウでは、今後も地域の子どもたちの学びや体験のために、学校と協働してできることを実践していきたいと思います。
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