星に近づく夕べ(11月)

 11月12日(土)茨城県常陸大宮市のケビン村にて、「星に近づく夕べ」を開催しました。5月に実施した際には残念なお天気で十分な観測ができませんでしたが、今回は晴天に恵まれ完璧なコンディション。早めに到着した方は、ケビン村の木々の紅葉も楽しめたのではないでしょうか。紅葉にも最高のタイミングでした。

 今回も前回に引き続き、岡村典夫先生、陶慶一先生の最強コンビがナビゲーターです。16時半に会がスタートして、まずは岡村さんの星のお話。ケビン村の管理棟をお借りして、クイズを交えながらスライドを使って星や宇宙に関するいろんなことを聞かせてくださいました。

 外が暗くなるころには参加者がそろって、総勢60名超え。足元に気を付けながら、望遠鏡を準備していただいているグラウンドに向かいます。

 なかなか見ることのできない立派な望遠鏡が何台も!こちらでは土星、こちらではアルビレオ、ここを覗くと膨張してガスを出しながら死んでいく星の姿が・・・とにかくいろんな星の様子が観察できて、とっても贅沢な時間でした。木星の縞々や土星の輪などもしっかり見えて、子どもたちからは驚きの歓声も。

 一通り望遠鏡をのぞき終わったら、バーベキューハウスでおやつの時間。平飼い卵とプリンでおなじみの環の花さんが、寸胴鍋で絶品けんちん汁を差し入れしてくださいました。軽食には、焼き芋、焼きリンゴ、そして子どもたちに絶大な人気の焼きマシュマロも。

 終わりの20時が近づくと、暗かった山のてっぺんから少しずつお月さまが登場。最後にグラウンドに再集合して、望遠鏡で再び今度は月のクレーターを観察。こちらもはっきり見ることができました。


 専門的なお話と特別な望遠鏡での惑星観測を準備してくださった先生方に、今回も深く感謝です。いつも快く管理棟を貸してくださり協力をしてくださるケビン村スタッフのみなさん、そして参加者のみなさまも、会の運営にご理解とご協力をありがとうございました。

特定非営利活動法人トモニトウ

身近な友に問いかけるような気軽さで、よりよい社会や未来の在り方を共に問い合いたいーそんな思いで、さまざまな立場の方々と教育や地域について考え行動する機会をつくります。

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