9月13日(日)、伝統文化や地域の生活文化を体験し学び合う「ともに学ぶ」第15回を実施しました。今回は、「稲刈りと漆のお椀でお昼ご飯」。日本最古の組立式農村歌舞伎舞台「西塩子の回り舞台」保存会との共催で、鎌での稲刈り、おだがけ、冬野菜の植え付けを行いました。
こちらは、白菜の植え付けが終わった後の1枚。
肝心の田んぼは前日までの雨でだいぶぬかるんでいました。足をとられてしりもちをついたり、泥にはまって動かない分、刈り取った稲を上手にパスしながら協力して運んだり。
田植えよりも泥だらけ?になった、雨の合間の貴重な稲刈り時間でした。
刈り取った稲のしばり方を、保存会のみなさんに教えていただきます。
「おこめキャンプ」で前日に稲刈り経験ありのCFFインターローカルの若者たちも戦力になってくれました!
田んぼの端では、刈り取った稲を干して乾かすための「おだがけ」準備を。
山から切り出した竹で支柱を立てて、竹をのせて、長くつないでいきます。
ぬかるむ泥に負けず、バケツリレー方式で刈り取った稲をまとめていきます。
田んぼから戻ったら白菜の植え付け。収穫は12月ごろになるとのこと。楽しみですね。
お昼ご飯の前に、漆のお話。講師は、「工房山のは」の室瀬さんと松本さんです。
茨城は、岩手に次ぐ漆の産地。透明度が高く光沢のよい「奥久慈漆」は全国的にも有名です。
数千年前から人々の暮らしの中にあった漆ですが、10~15年かけて育てたウルシの木からとれる樹液は200グラムほどだそう。
時代と共にいろんなものが手軽に便利になる一方で、時間をかけて培われるもの、普遍的な美しさを内包しているものは、いつの間にか手にしづらくなってきているような気がします。
日常の中に出逢う機会がないことも、その原因の一つかも知れません。
「育み手から作り手へ、そして使い手へ」ーはっとさせられる言葉でした。
「自分が何を選ぶか」は、大切にしたいものを表明し、未来に残したいものを選択する貴重な機会ですね。
縁遠いと思っていたものと触れる機会が身近にあること、「使いたい」「選びたい」と思えるものと出逢えることは、大切なことだなと改めて思いました。
漆のお話の後は、西塩子の回り舞台保存会のお母様方が準備してくださった昼食をみんなでいただきます!
お米は新米、お味噌汁は漆塗りのお椀でいただきました。
保存会のみなさまも含めると総勢58名の賑やかな日曜日。
貴重な体験と美味しいご飯、私たちの目に見えないところでの田んぼの管理とこの日の準備、いつも本当にありがとうございます。
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