ともに学ぶ#8「西塩子の回り舞台の里」で稲刈りと竹や篠のおもちゃ鉄砲遊び

 9月15日(日)は、「西塩子の回り舞台の里」で稲刈りと昭和の遊び。ボーイスカウト城里1団、同じく水戸5団のみなさんもご参加くださって、総勢60名を超える賑やかな1日になりました。

5月に田植えをした田んぼは、すっかりきれいな黄金色。西塩子の回り舞台保存会の大貫さんに、稲の刈り方、束ね方を教わって、さあ稲刈りのスタートです。

鎌を手に田んぼに分け入って、稲を刈るだけでなく、イナゴを追いかけたり、試行錯誤しながら藁で束ねたり。なかなかできない経験だけれど、この全部が毎日の食卓とつながっているんですよね。子どもたちにも、とても貴重な機会になりました。

藁で束ねた稲は「おだがけ」にして乾燥させます。

稲刈りの後は、竹を使った昭和の遊び、水鉄砲です。

キリで穴をあけての鉄砲づくり。こちらも貴重な体験でしたね。

作った後に遊べるのが、水鉄砲のいいところ。さあ、どこまで飛ぶかな?

ひとしきり遊んだ後はスイカ割り。西塩子の回り舞台保存会の岡崎さんが、この日のために準備をしてくれていました。こんなにたくさん!みんなで割り放題、食べ放題です。

「もっと右!」「こっちだよ!」みんなで合図を送りながら、スイカの位置を知らせます。

たくさん割って、たくさん食べました。

昼食は西塩子の新米で。地域のお母さんたちが、毎回とってもおいしいご飯を用意してくださいます。ご飯にお野菜、お味噌汁にデザートも。

みんなで賑やかなお昼ご飯になりました。

9月28日(土)には、来年に組み立てと公演が予定されている「西塩子の回り舞台」のためのシンポジウムを開催します。日本最古の組み立て式農村歌舞伎舞台である「西塩子の回り舞台」は、それだけでたいへんな歴史的財産ですが、それだけではない「財産」が、この土地にはたくさんあると感じます。食も自然も、暮らしの知恵も、これからを生きる私たちに必要なものばかり。多くのみなさまと、それらを分かち合えたら嬉しいです。


特定非営利活動法人トモニトウ

身近な友に問いかけるような気軽さで、よりよい社会や未来の在り方を共に問い合いたいーそんな思いで、さまざまな立場の方々と教育や地域について考え行動する機会をつくります。

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