星に近づく夕べ2025秋

 11月16日(日)に「星に近づく夕べ」を実施し、大人から子どもまで90名のみなさまにご参加をいただきました。今回の会場は、6年ぶりに組み立て公演が実現した「西塩子の回り舞台」です。江戸時代の道具も残る日本最古の組み立て式農村歌舞伎舞台ですが、その組み立て方も独特で、山から切り出した3000本以上の竹を、鳥居のように立てた丸太の上にアーチ状に四方から交差させ、「いぼ結び」で留めていきます。「回り舞台」の名の通り、舞台の下には仕掛けがあって、大人4人で舞台を回転させる仕組みになっています。公演が終わると解体される舞台ですが、今回は解体時期を延期して、希望する方たちにも舞台を活用してもらおうということに。トモニトウも、組み立て公演のお手伝いと、公演後の舞台活用に参加させてもらい、幻想的な夜の舞台で音楽鑑賞と星空の観察を堪能することができました。


10月25日に本公演が終了した後、11月15日(土)には、うたうたいりりぃさんが企画した音楽会、「昔と今をつなぐ種」がありました。本公演の歌舞伎の舞台とは雰囲気が変わって、舞台奥には襖の代わりに大木のオブジェが。回り舞台の赤提灯と奥にそびえる大木に見守られつつ素敵な音楽を奏でてくださったのは、茨城大学教育学部助教の秋葉桃子さん。県内外で様々なコンサートを開催されており、今回は星空にピッタリの音楽をたくさん準備してきてくださいました。


ディズニーの「星に願いを」から始まって、「ホールニューワールド」、モーツアルトの「きらきら星の主題による変奏曲」という定番から、「Soranji」「三日月」「プラネタリウム」「orion」「ベテルギウス」「瑠璃色の地球」「Jupiter」「スパークル」などなど最近の曲まで、しっとり聴かせてくださいました。「君をのせて」では、舞台を回して壇上のオブジェを動かしてみせる一幕も。最後に「見上げてごらん夜の星を」が演奏される頃には、空はすっかり真っ暗で、肉眼でもたくさんの星が見えました。

星空観察の講師は、岡村典夫さんと谷藤賢一さん。毎回大きな望遠鏡を抱えてきてくださり、わかりやすく楽しい解説で会場を沸かせてくださいます。

お天気にも恵まれて、最高の観察日和。外灯と提灯を消すと、広い空一面にたくさんの星が輝いていました。

この場を貸してくださった地域のみなさまはもちろん、音楽、天文、それぞれの専門知識と技術で素晴らしい時間を提供してくださったみなさまのご協力で、とても素敵な夜を過ごすことができました。ありがとうございました。

特定非営利活動法人トモニトウ

身近な友に問いかけるような気軽さで、よりよい社会や未来の在り方を共に問い合いたいーそんな思いで、さまざまな立場の方々と教育や地域について考え行動する機会をつくります。

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